石川県立金沢錦丘高校同窓会

執行部及び事務局長退任の挨拶

会長、副会長、事務局退任のごあいさつ

 

2020年の春でした。新型コロナウイルスの感染拡大は街の風景を一変させました。学校は一斉休業になり、繁華街から人影が消えました。人と人の間にパーテーションが設置され、マスクを外した人には白い目が向けられました。

 

不要不急の外出は自粛を――。

 

自粛要請といいながら、半ば強制的な要請です。

錦丘高校創立60周年記念事業の準備をスタートさせようというタイミングのコロナ禍でした。毎年11月に開催してきた同窓会総会・懇親会を開催するか中止するか、難しい判断を迫られました。しかし執行部は集まることもできず、リモート会議での話し合いを余儀なくされました。結局、総会・懇親会は、2020年、2021年と2年続けて中止の判断をしました。同窓会は不要不急でしょうか。思い悩む日々でした。未知のウイルスに戸惑い、右往左往しながらの同窓会運営でした。

ですから、2023年に記念式典、シンボルツリーの植樹、記念誌の発刊、祝賀会など一連の60周年記念事業を終えたとき、執行部は安堵の胸をなでおろしました。

 

60周年事業を一つの区切りとして、会長の宮川外志、副会長の高橋徹、事務局長の吉田俊朗が退任する旨を理事会、代表幹事会に諮り、承認いただきました。

新会長には木綿隆弘(15期)が就任します。副会長として新たに坂井秀一(17期)が加わります。また事務局は西藤(さいどう)泉、三浦泉、共に24期の“2人の泉さん”が担います。

 

思えば同窓会員の皆さんの声に、気づかされることばかりでした。時には叱責もいただきました。それでも続けることができたのは、皆さんの支えがあったからです。今後は、違った立場から同窓会を応援していく考えです。本当にありがとうございました。

(2024年5月)

 

会長 宮川外志(15期)

副会長 高橋徹(12期)

事務局長 吉田俊朗(4期)